阿呆な生き物
この季節の雨は冷たいですねー。
さて、島というのは閉鎖空間になるわけで、それなりに閉じた固有の生態系を維持しやすい性質をもっていますが、近年のようにヒトもモノも繁く行きかうようになりますと、その閉鎖空間の維持は次第に難しくなってきています。先般、伊豆大島や沖縄やんばるなどをチャリで走ったときにも「わたしたちはここが好き、抜かないで!」という、自生植生を保全するような看板があちらこちらに立っておりました。ヒトは身勝手なもので、珍しいものを発見すると所有欲が湧いてくる様で、そこにあるのが自然の摂理であるはずの花や草木を掘り起こしたり、切ったりして持っていってしまうことが度々起きています。たくさん立っている看板をみながら、かなり横行していると思われる愚かな行為に呆れてしまいました。
自然観察指導員の教育でも、観察会でうっかり「これはきわめて珍しいもの」とか口を滑らしでもしたら、翌日にはきれいさっぱり根こそぎ持ち運ばれてしまうので要注意。などと教えられましたが、自然観察会が自然破壊につながってしまうとは、実に情けない話です。ヒトという存在は本当に救いがたいものです。
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