植物の戦略2
カンアオイの種には、甘いクリームが付いていて、これがアリ君の大好物。つまりアリ君に種子を運んでもらい分布を広げているという戦略でした。このような種子は、スミレの仲間でも似たのがあるようです。
ところが所詮はアリ君なので、運搬距離と範囲は知れています。非常にゆっくりとしたものなので、逆に云うと地域固有種が守られているというメリットもあるようです。
昨今は不景気にも拘わらず、近隣里山では宅地開発なのか、重機が入って造成工事を進めているのを、相変わらずよく目にします。カンアオイのような、大して目立たない野草は、こうやって生息域がどんどん狭まっているのでしょう。
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