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2011年10月18日 (火)

アリ奇譚⑥

キリがないので、そろそろアリ話も手仕舞おうと思います。今までご紹介したアリ君たちの見事な生活パターンというのは、おそらくはその長い長~い「種としての歴史」が築き上げたものだと思います。種としての歴史では、ヒト(ホモサピエンス)などは所詮5~10万年です。
一方、アリ君たちは中生代白亜紀にハチ君たちから分かれたと云われています。何故かというと、しっかりとした琥珀に閉じ込められた化石が出土しているからです。琥珀というのは針葉樹の樹液が固まったもので、針葉樹が誕生した白亜紀から琥珀入りの虫の化石が出土されるようになりました。ジュラシックパークでは琥珀に入った蚊から取った血液でクローン恐竜を再生しましたが、ジュラ紀からは琥珀は出土されませんので間違いです。題名が「白亜紀風公園」なら正しいのですが、響きも悪く興業的には失敗したでしょう。
話が脱線しましたが、要するに1億年前にはアリ君は地上を闊歩していたようです。いまそのあたりに行列しているアリ君たちが、現在の生活パターンに落ち着くまで数えきれないほどの紆余曲折があったに違いありません。さすれば、かれらはエリート中のエリート種です。ホモサピエンスはたぶん1億年は続かずに自滅するでしょう。
もしかするとアリ君たちの子孫はそのあとも生き延びるかも知れません。

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